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離婚理由ランキング3位 義理の親との関係
結婚は2人だけの問題ではないと言われますが、お互いの親も関わってくる以上2人だけの問題では済まないケースも多く、特に義理の親との関係が上手くいかない事が離婚の原因になる事もあります。
結婚してからの生活環境は夫婦によっても違いますが、結婚の概念が変わった現在でも、女性は男性の家に嫁入りするという考え方は根強く残っています。
どのタイミングで同居するかにもよりますが、夫の両親と同居する事になった時、妻と姑との関係がこじれるケースが多いようです。
妻と姑、舅の2対1の衝突というケースもありますが、夫婦でも義理の親となると考え方や生活スタイルも変わってくるため、どうしても衝突しやすい傾向があります。
中には嫁や、舅や姑が上手く気を遣い、衝突しないようにする人もいますが、同居となると毎日の生活にも関係してきますので、ひとつ歯車がかみ合わないだけでもそれが大きく膨らんでいきます。
いくら好きになって一緒になった相手でも、義理の親となれば話は別です。
よく言われるのが女性は息子を可愛がる傾向があるため、嫁に息子を取られたと思い込み意地悪をする姑もいます。
舅は夫の父親でも男性ですから、何気ない行動や言葉を不快に感じればそれはセクハラになりかねません。
しかし義理でも家族である以上我慢しなければいけない部分もあって、自分でも気づかないうちにストレスがたまっていきます。
ストレスを発散する場所があっても、毎日の生活に影響してきますから、そのうち関係もギクシャクしてきます。
夫に相談して解決できるケースならまだいいのですが、義理の両親との関係は一度悪化すると深刻化する事も多く、いつしか限界がやってきます。
こうなってしまうと、同居を解消するか離婚するかのどちらかになりますが、夫が自分をかばってくれず親の事ばかりかばうような場合は離婚に至るケースも多いのです。
夫の義理の両親との不仲に悩む妻も多いのですが、逆のケースもあります。
いわゆるマスオさん状態ですが、婿養子ではなくとも妻の両親と同居するような場合も、夫が義理の両親とうまくいかず離婚を考えるというケースもあります。
自分にとってはなによりも大切な両親ですが、愛した相手も自分の両親を同じように愛せるとは限りませんし、自分が愛した相手を両親が快く受け入れてくれないのも理由になりえます。
同居に関しては様々な理由もありますが、同居を解消する事で離婚を回避できるケースもあるため、慎重な見極めが必要です。