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離婚理由ランキング1位 性格の不一致
昔の女性は一度結婚したら一生添い遂げるのが当然と考える人も多く、よほどの理由がないかぎり離婚をする人はいませんでした。
しかし現在は結婚に対する考え方自体も変わっており、離婚をするという事自体あまり珍しい事とは思われなくなっています。
スピード結婚があるように、スピード離婚という言葉も生まれていますが、離婚をするのは若い世代とは限りません。
ここ数年で熟年離婚も増えている傾向がありますが、これも今の時代を象徴する現象なのかもしれません。
スピード離婚や熟年離婚にかかわらず、離婚原因として最も多いのが、性格の不一致です。
人の性格というのは持って生まれた部分もありますし、生活環境によっても変わると言われています。
しかし人の本質というのはそう簡単には変わりませんし、変える事も難しいのです。
出会ってから結婚するまでの期間が短くても、性格が合う夫婦は比較的うまく行く傾向があります。
付き合っている時はお互いを思いやる気持ちもあり、悪気はなくても自分をよく見せようとする事があります。
相手に好意を持っている時は、たとえ悪い部分が見え隠れしていてもあまり気にならないのですが、結婚して夫婦になったとたん今までは気にならなかった事も気になり始めます。
これは夫婦になった事で、いい意味での緊張感が切れてしまう事も関係していますが、一度気になり始めるとどんなに些細な事でも気に障るようになります。
また恋人同士だった時にはお互い実家や自分の家で生活をしているので、交際中には気づかない、知らない事などもたくさんあります。
結婚してからはひとつ屋根の下で生活を共にするようになると、今まで知らなかった相手の一面なども見えてきます。
今まで知らなかった相手の意外な一面を発見するのも結婚生活ではよくある事ですが、その一面が自分にとって不快に感じるものであった時、最初は我慢しようとするのですが、小さな事であっても毎日の積み重ねが大きくなるといつか限界がやってきます。
人の本質はそう簡単には変えられませんから、話し合いをしても平行線となり、改善されないのなら離婚したほうがましと考えてしまうのです。
女性と男性では物を見る角度や感じ方が違うという事もあり、婚前はすごくマメで気が利くと思っていたのに、結婚したとたん何もしなくなったと感じる妻も多く、釣った魚には餌をやらない状態となり妻から離婚を切り出す事が多いと言われています。
相手の性格を見極めるには、結婚前の試験的同棲がいいと言われるのもこういった理由があるからでしょう。